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スコラこども塾 の日記

国際標準の教育とは  21世紀能力

2016.12.07

15歳時点で、これまでに身に付けてきた知識や技能を、実生活で直面する課題にどの程度活用できるかを測る国際学力調査-PISA-の結果がトップニュースを飾っている。OECDが実施し、「読解力」「数学的リテラシー」「科学的リテラシー」の3分野を国際比較している。先進国の国際標準だ。
 日本は、各分野上位に位置しているが、今回「読解力」が大幅に低下した。初等期科学教育では、母国語の読解力と論理展開力、その表現力育成が最重要だ。その後、数学が言語を代理する位置に登場する。科学の言語は「数字」だからだ。
 昨今、タブロイドやスマホ端末の「消費型」「受動的」アプローチが浸透しているのだが、かねてより能力の醸成期に問題があると懸念していた。老人が、簡単にアクセスするのには適していると思うが、成長期に適切な媒体ではないと思う。
 文部科学省も、2020年からの新試験制度に文章論述を拡大し、キーボード入力による論述回答を主力とする決定を下した。指タッチ操作は、老人仕様で十分だ。若者は、積極的に創造的アプローチで、コンピューターサイエンスと対峙してほしい。
 当塾はScientific literacy(科学のリテラシー)を標榜し、作文・小論文教室とこれに附属する速聴読システム、さらにはプログラミング教室などを展開してきた。積極的に仮説し、構造的に論理を展開し表現する基礎能力の育成に取り組んできた。受け身(座学)ではなく、体験的(アクティブ)に演習するプログラムだ。
 これら21世紀能力は、先進各国が国家戦略として育成しようと計画している。第四の産業革命や国際間競争の基本軸だ。先端的な科学技術は地方創生の可能性も秘めている。改めて自らに課した課題の重要性を思い知らされるトピックスであった。

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