スコラこども塾 の日記
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名こそ惜しけれ
2016.10.18
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「仰げば尊し」という歌曲は、かつて卒業式の定番でした。「身を立て、名をあげ、やよ励めよ」とあります。戦後民主教育はこれを排除してきました。近代日本の国家的発展を支えた精神構造のルーツを坂東武者に求めた司馬遼太郎は、現在の日本精神の後退を嘆いていいると思います。真の国際化に耐え得る日本精神とは?
「名こそ惜しけれ」
はずかしいことをするな、という坂東武者の精神は、後の日本の非貴族階級につよい影響をあたえ、いまも一部のすがすがしい日本人の中で生きている。『この国のかたち』より