スコラこども塾 | 日記 | 速読ではなく 速聴読が必要なわけとは   速読の落とし穴


2016/10/01
速読ではなく 速聴読が必要なわけとは   速読の落とし穴



学生、とりわけ低・中学年にとって大切なことは、語彙をつながりとして理解することです。語彙の類推もこれによって可能となるからです。

 日本語は、漢字・ひらかな・カタカナと多様で、その習得は重要です。 小学生の黙読の落とし穴は、単語を羅列して、未消化のまま読み進むことです。結果として文脈を正確に理解できず、自分の内なる情景として繋がらないまま読書を終えてしまっているのです。これに速読を加味したら、不毛な結果を生みます。他の形で例えれば、英語を本格的に学びだした中学生が、英語速読を強いられたらどうなりますか?  
 国語の速読は、高校生や社会人が黙読の効率化を目指すもので、あくまで肉体的な訓練です。大学受験や資格試験には効果があっても小学生にとっては疑問です。言語認識の醸成期に必要なのは、正しい言葉のつながりを情景とともに心に浸み込ませることです。音読こそ基本となるのです。
 プロのナレーターによる良書多読と集中力を持続する適切なスピード調整こそ「速聴読システム」の神髄といえます。読書前と後の「読書ワーク」と「読書指数診断テスト」を加えた総合的なメソッドで4月よりスタートする当塾の取り組みにご期待ください。
 初等期科学教育の基盤となる読解・論理展開能力の育成は重要課題です。国語力の基礎を作り、数字の扱いを学ぶことが真に求められます。 大人の手法ではなく、こどもの目線に寄り添った、適切な教育メソッドが望まれるわけです。  


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