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世界は「デジタル・ドリーム・キッズ」の育成競争

2017.05.16

日曜理科研究室での出来事だ。先生が遺伝子のゲノム編集の社会的影響を説明した時、生徒から突然の質問が飛んだ。「先生は学会に行ったことがありますか?」「学会では一番誰が頭がいんですか?」医学部で分子生物学の教授であった先生もタジタジとなった。最近の子どもは「頭がいいか、悪いか」を良く言葉に出す。誰の影響か?   電子情報技術産業協会の報告では、情報サービスの世界市場で日本のシェアは20%超から10%近くまでに落ち込んでいる。直近10年間の結果だ。成長分野での劣化は著しい。
21世紀世界を席巻しているキーワードは「STEM」。科学・技術・工学・数学の頭文字だ。論理的な思考力や創造的な問題解決能力を養うことに力点が置かれる。
OECD先進国でのプログラミング・ロボット・人工知能・3Dの教育は加速度を増している。高等教育にとどまらず、初等・中等教育から一貫した国策として進められている。   受験偏差値一辺倒の鎖国教育に浸りきっているこの国の作り出した、受動的で画一的な、「一番頭がいい」「何番目に頭がいい」を乗り越えないと、国力の劣化は避けられない。科学的事実と尺度が、一様に関連付けることが困難で、多様に存在する自然界の現実を学習させる必要がある。答えは一つではない。   「デジタル・ドリーム・キッズ」をいち早く提唱したのは、日本のソニーであったが、それを体現したのは米国の起業家たちだった。保護者・行政・企業が一体となって、閉鎖的一元価値を打破し、イノベーションを主導できる人材の育成に注力する時が来ている。  

世界は「デジタル・ドリーム・キッズ」の育成競争

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